映画: 2009年4月アーカイブ

『4分間のピアニスト』

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を観ました。話題になってたドイツ映画なのでずっと気になってたのですが、なかなか観る機会がなく、やっとこさ観ることが出来ました。

...が、期待していただけに「え?そういう終わり方するの?」というのが見終わった最初の感想です。ヨーロッパ映画の「え?これで終わり?」というのには慣れてるつもりですが、今回は単純にしっくり来なかったですね。最後に自分勝手やって、全部ぶち壊し。演奏は観客に評価されたかもしれないけれど、周りの人達の恩義なんかは全く無視。救いようがなくて、ラストシーンに向けて高まってた気持ちのやり場がなくなったからしっくり来ないんでしょうね。

ちなみに原題は"vier minuten"(=4分)。ピアニストはついていません。そこで、4分間の最後の演奏部分がこの映画の主題だとすると、「自分は自分。損をしたって、人に指図されて猫をかぶる生き方なんて糞喰らえだ!」と理解すれば良いのでしょうか。そう考えると、何のために展開されたのかがイマイチわからなかったクリューガー先生の物語も、クリューガー先生を「例え自らも処刑されることになったとしても、愛した女性への気持ちを優先させるべきだった」と、ずっと後悔の念に捕われて生きてきた人間として浮かび上がらせ、ジェニーと対比する意図があったと捉えることもできそうです。

う〜ん、それならそれで、物語の筋は通るし、個人に重きを置くヨーロッパでは評価される作品なのかなぁ、という気がしなくもないんですけどね。でも、やっぱりしっくり来なかったなぁ。

別のことを考えてた

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もう1ヶ月以上も前の話ですが、『チェ 39歳別れの手紙』も観てきました。率直な感想としては、「冒頭のシーンを『28歳〜』の終わりにくっつけておしまいにすればよかったのでは?」と思いました。

光と影を描き出すために必要だったのかもしれないけれど、映画としてはどうだったのかな。
ただ、どんなにすばらしい思想も(結果的にではあるが)支持を得られずに独りよがりなものとなっては、無意味であるということを改めて感じさせられた。

一方で、キューバ革命においては、カストロという現実を見ることの出来るパートナーがいたからこと成し得たと考えた時に、この映画を観ながら、カストロの思想や人生はどうだったのだろう、とずっと考えてました。カストロを題材にして今回のような映画なり何なりが出てくるまでには、まだ年月がかかるのでしょうが、出てきた際には是非観てみたいですね。もしかしてもうあったりするのかなぁ?

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